チャオ通信

  • 巨大結腸症

    猫のはなし 2019年04月27日

     

     

    大腸の一部(結腸)が異常に拡張することで排便困難となり、

     

     

    慢性的な重い便秘を引き起こす病気です。

     

     

    ネコちゃんに多い病気です。

     

     

    骨盤骨折による骨盤狭窄などが原因となることもありますが、

     

     

    原因不明の特発性の巨大結腸が多いようです。

     

     

    20111119173728186001

     

    ↓ 黄色点線で囲った部分が便が溜まった結腸

     

    20111119173728186001

     

     

    レントゲンを見るだけでもとても辛そうです。

     

     

    長時間のしぶりや、症状が進行すると食欲不振や、

     

     

    嘔吐を繰り返すようになります。

     

     

    20111119173714692001

     

     

    溜まった便を浣腸などでかき出す処置を行います。

     

     

    食事やお薬による治療をしても繰り返す場合には手術が必要になることもあります。

     

     

    写真の猫ちゃんは幸い食事治療で再発することなく生活できています。

     

     

     

     

    **********************************************

     

     

     

     

     

     

     

  • ゴールデンウィークについて

    チャオの仲間 2019年04月24日

     

     

     

    ゴールデンウィークは通常通りの診察です。

     

     

    水曜午後、日曜休み。

     

     

     

     

    <フードをお買い上げいただいている飼い主さま>

     

     

    いつもありがとうございます。

     

    連休は業者さんが休みに入りますので、

     

    お早めにご注文くださいますようおねがいいたします。

     

     

     

    スクリーンショット 2019-04-24 12.35.53

     

     

    スクリーンショット 2019-04-24 12.36.04

     

     

    **************************************************

     

     

     

     

     

     

  • 肛門周囲腺腫

    犬のはなし 2019年04月23日

     

     

    肛門周囲腺腫(こうもんしゅういせんしゅ)は、

     

     

    ワンちゃんの肛門の周りやその周辺の皮膚にできる腫瘍です。

     

     

    雄のワンちゃんの中では比較的多い腫瘍です。

     

     

    今回は、2-3ヶ月前からお尻にできものができて、

     

     

    そこから出血して気にしているというワンちゃんです。

     

     

    image1-2

     

     

    黄色枠が腫瘍。表面がじゅくついて化膿していました。

     

     

    高齢のため手術できないと言われて当院へ来られました。

     

     

    image3-2

     

     

    この腫瘍は去勢をしていない中高齢のワンちゃんに多く見られます。

     

     

    ご家族と相談のうえ手術をすることになりました。

     

     

    手術後の再発のリスクを減らす目的で、

     

     

    腫瘍の切除手術と同時に、去勢手術も行うことが一般的です。

     

     

    下腹部にも腫瘍(黄色丸印)ができていましたが、これは別の良性腫瘍でした。

     

     

    image4

     

     

    傷も順調に治り元気に帰ってくれました。

     

     

    この腫瘍自体は良性の腫瘍ですが、

     

     

    腫瘍が大きくなると排便障害を起こしたり、

     

     

    手術後に後遺症が残ってしまったりと侮れません。

     

     

    小さなしこりでも気づいた時は早めの受診が大切です。

     

     

    また、若いうちに去勢手術をしておくことで、

     

     

    将来の発生リスクを下げられる腫瘍でもあります。

     

     

    ******************************************************

     

     

     

     

     

     

     

  • 子宮蓄膿症

    猫のはなし 2019年04月21日

     

     

    雌の猫ちゃんの子宮が細菌感染により炎症を起こし、

     

     

    その結果、子宮内に膿が溜まる病気です。

     

     

    溜まった膿が原因で敗血症や腹膜炎を起こしたりと、

     

     

    発見が遅れると命に関わることもあります。

     

     

    2週間前から元気がないという10歳のメス猫ちゃんが来られました。

     

    20120604153117487001

     

    レントゲンやエコー検査で子宮内に大量の液体が溜まっているのがわかりました。

     

     

    点線枠内です↓

     

    20120604153117487001のコピー

    他の検査結果とあわせ子宮蓄膿症と診断し、

     

     

    点滴などで元気が上向いたところで手術となりました。

     

     

    初期の症状として、よく水を飲んだり尿の量が増えることもあります。

     

     

    若いうちに避妊手術を受けることで予防ができる病気です。

     

     

    *************************************************

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 中手骨骨折

    犬のはなし 2019年04月19日

     

     

    犬の中手骨(ちゅうしゅこつ)は前足の手の甲の部分の骨です。

     

     

    IMG_4615

     

     

    矢印あたりの骨になります。

     

     

    今回のワンちゃんは、自宅の階段から飛び降りた後、

     

     

    前足を全く着けなくなったとのことで、

     

     

    休診日に救急外来 で来られました。

     

     

    IMG_4613

     

     

    レントゲン検査で、中手骨のうち2本を骨折していることがわかりました。

     

     

    骨のズレが小さいため、外固定(ギプス)での治療となりました。

     

     

    幸い他の場所に怪我はありませんでした。

     

     

    IMG_4614

     

     

    年齢も若いため1ヶ月後には骨も治り元気に走ってくれました。

     

     

    骨折の治療も手術だけでなく、状況に合わせた選択が必要です。

     

     

    **********************************************

     

     

     

     

     

     

  • ラブラドール

    チャオの仲間 2019年04月17日

     

     

    院長が小学生の時に飼い始めたラブラドールです。

     

     

     

    momo2b

     

     

    メスのももちゃん。

     

     

    小さい頃から「てんかん」があり、その後も、

     

     

    脾臓の腫瘍の手術や、心臓病や糖尿病の治療など、

     

     

    色々と病気をしましたが、17歳まで長生きしてくれました。

     

     

    寝たきりにもならず、最期までよく食べて、

     

     

    とても飼い主孝行なワンコでした。

     

     

    DVC00049.JPG

     

     

    あとから来たネコともうまいことやっていました🐱

     

     

    ***********************************************

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 脛骨粗面剥離骨折

    猫のはなし 2019年04月15日

     

     

    脛骨粗面(けいこつそめん)はスネの骨の一部分の名称で、

     

     

    膝蓋靭帯が付着するために表面がざらざらしていて、

     

     

    粗面(そめん)と呼ばれています。

     

     

    IMG_3535

     

    (正常なレントゲン)

     

     

    矢印の部分が脛骨粗面です。

     

     

    骨に隙間があいているように見えますが、

     

     

    これは成長板(せいちょうばん)と呼ばれるもので、

     

     

    成長期が終わると閉じる部分です。

     

     

    数日前から後ろ足を着けなくなった子猫ちゃんが、

     

     

    安静と鎮痛剤で改善がないとのことで、

     

     

    主治医の先生のご紹介で来られました。

     

     

    IMG_3536

     

     

    正常なレントゲンと比べると脛骨粗面の部分が浮いているように見えます。

     

     

    膝を曲げた状態でないと診断しづらい箇所です。

     

     

    成長期におこる脛骨粗面の剥離骨折と診断し、

     

     

    ご家族と相談のうえ手術となりました。

     

     

    IMG_3602

     

     

    手術の翌日には足をついて元気よく歩いてくれました。

     

     

    骨が治ったらピンとワイヤーは取り外します。

     

     

     

    *******************************************************

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 義眼挿入術

    犬のはなし 2019年04月13日

     

     

    義眼(ぎがん)挿入術はワンちゃんの緑内障治療のひとつです。

     

     

    数週間前から左目が赤く、開けづらそうというワンちゃんが来院されました。

     

     

    11.09.11Lのコピー

     

     

    両目とも白内障がかなり進行した状態で、

     

     

    左目は白内障が原因でおこる眼内の強い炎症により、

     

     

    緑内障を起こしていてすでに視覚はありませんでした。

     

     

    眼圧も非常に高く、痛みにより元気がない状態が続いていました。

     

     

    目薬や飲み薬による治療での眼圧の上昇を抑えることが難しく、

     

     

    ご家族と相談のうえ、義眼を入れる手術を行うことになりました。

     

     

     

    12.03.18Lのコピー

     

     

     

    手術後の写真です。

     

     

     

     

    12.03.18のコピー

     

     

    高眼圧による痛みや目薬のストレスから解放され、

     

     

    見た目の変化も少ないのがこの手術の利点です。

     

     

     

    *****************************************************

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 看板犬つづき💒

    チャオの仲間 2019年04月08日

     

     

     

    以前ご紹介した看板犬の「ばんちゃん」「せんちゃん」に、

     

     

    久しぶりに会いに遠方まで行ってきました。

     

     

    IMG_4209

     

     

    2頭の飼い主さんでもある院長の友人が結婚されまして、

     

     

    その結婚披露宴になんと2頭もサプライズで参加!

     

     

    ウェルカムドッグです 🎉

     

     

    とてもお利口で私たち参列者との記念撮影にも付き合ってくれました。

     

     

    和やかな雰囲気のなか皆に祝福された素晴らしい結婚式でした。

     

     

    いつまでもお幸せに!

     

     

    ************************************************

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 胆石(たんせき)症

    犬のはなし 2019年04月06日

     

     

    胆石は、胆のうの中にできた結石のことです。

     

     

    肝臓で作られた胆汁(たんじゅう)と呼ばれる消化液は、

     

     

    胆のうで一時的に貯蔵、濃縮され小腸に排出されます。

     

     

    この胆汁が胆のうの中でうっ滞したり、細菌感染を起こすと、

     

     

    結晶化して結石(胆石)ができると考えられています。

     

     

    タマル クシュト 腹部RL

     

     

    ↑ は、うちの初代ダックスのおなかのレントゲンです。

     

     

    当時13歳で、食欲ムラや時折吐くことがあり、

     

     

    検査したところ大量の胆石が見つかりました。

     

     

    胆石や胆泥が、胆汁の通り道である胆管につまる、

     

     

    「胆管閉塞」のリスクがあると判断し、

     

     

    手術によって胆のうを切除することになりました。

     

     

    DSC00897のコピー

     

     

    切除した胆のうです。

     

     

    胆のうを開いてみると…

     

     

    クシュトのコピー

     

     

    50以上の胆石が出てきました。

     

     

    手術後は食欲も嘘のように出てきて、嘔吐もなくなりました。

     

     

    嘔吐は胆のう炎や胆管炎を繰り返していたことが原因だったようです。

     

     

    その後、4年頑張ってくれて17歳まで長生きしてくれました!

     

     

    DSC00920のコピー

     

     

    手術後の写真です。

     

     

    少し痛々しい感じがしますが、痛み止めの内服で、

     

     

    手術の翌朝には食事もとってくれました。

     

     

    人では胆石による「痛み」があるそうですが、

     

     

    ワンちゃんは痛みを表に出さないため、

     

     

    私たち家族が小さなサインを見逃さないことも大切かもしれません。

     

     

    ****************************************************