熱中症にご注意ください
犬のはなし 2024年04月15日
ここ最近、急に暖かくなり始めたせいか、
ワンちゃんの嘔吐や下痢が流行っています。
犬連れでお出かけするには良い気候ですが、
季節の変わり目は人間と同じく体調を崩しやすいです。
外出時には水分の摂取をこまめにさせてあげてください。
気温や日差しの強い時間帯の外出は控えましょう。
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犬のはなし 2024年04月15日
ここ最近、急に暖かくなり始めたせいか、
ワンちゃんの嘔吐や下痢が流行っています。
犬連れでお出かけするには良い気候ですが、
季節の変わり目は人間と同じく体調を崩しやすいです。
外出時には水分の摂取をこまめにさせてあげてください。
気温や日差しの強い時間帯の外出は控えましょう。
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犬のはなし 2023年10月11日
9月下旬以降、大阪府内で犬のレプトスピラ症が散発しています。
川など屋外での行動歴のあるワンちゃんが発症しているようです。
レプトスピラ症は人も感染する人獣共通感染症で、
媒介動物であるネズミなどの尿に接触すると感染してしまいます。
人のインフルエンザウイルスと同じように、
レプトスピラ(細菌)にも型がいくつかあり、
仮にワンちゃんがワクチンを打っていたとしても、
重症化した場合には死にいたる危険性があります。
一番の予防法は、飼い犬をレプトスピラに接触させないことです。
レプトスピラは川や河川敷など水周りに多く発生します。
アウトドアで山川に遊びに行く場合や、常在地で生活するご家庭はご注意ください。
詳しくはこちら 👉 「大阪府のサイト」
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犬のはなし 2023年03月27日
ワンちゃんの フィラリア予防の季節(5〜12月)になりました。
ワンちゃんには5月から始まるフィラリア予防の前に、
毎年フィラリアに感染していないかどうかの、
血液検査(抗原検査)を受けていただいています。
安全に予防薬を服用するための大切な検査です。
また、ご希望の方にはフィラリア検査と一緒に、
健康診断を受けていただくことも可能です。
◉ フィラリア検査のみ: 1,500円(税別)
◉ フィラリア検査 + 健診(血液検査16項目): 5,500円(税別)
*)フィラリア検査はその場で結果が出ます。
*)健診の結果は「後日のお渡し」とさせていただき、
待ち時間を減らすよう努めております。
*)検査に必要な採血量が変わりますので、
健診をご希望の方は事前にスタッフへお声掛けください。
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犬のはなし 2022年05月01日
令和4年6月1日に「改正動物愛護管理法」が施行され、
新たに販売される犬や猫へのマイクロチップ装着・登録が義務付けられます。
飼い主さんは、ペットショップやブリーダーから購入した時点で、
住所や氏名を「環境省のデータベース」に登録(名義変更)する必要があります。
販売業者の指示に従い各自で行うものとなります。
6月1日より前に、すでにマイクロチップを装着し、
「既存のデータベース」に登録済みの飼い主さんも、
環境省データベースに「無料」で登録することができます。
手続きは下記のQRコードから簡単に行うことができます。
なお、過去に当院でマイクロチップを装着した犬猫の登録先は全てAIPO(民間)となります。
今後、新たにマイクロチップを装着される場合は、
登録先は全て「環境省データベース(公的)」となります。
すでに犬猫を飼っていてマイクロチップを装着していないという方については、
マイクロチップ装着自体は努力義務(任意)ですが、
仮に装着した場合には登録は義務となります。
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犬のはなし 2021年10月22日
不妊手術は予約制になります。
初診の方は一度診察のうえ手術のご説明をさせていただきます。
手術は生後5〜6ヶ月齢以降で可能です。
※以下、ワクチン接種済みの若くて健康なワンちゃんに行う不妊手術の概要です。
術前の健康状態に問題があると判断した場合は、不妊手術は延期となります。
【 オスのワンちゃん🐶 】
◻︎ 日帰り手術。朝お預かり、夕方退院です。
◻︎ 手術当日の朝は絶食です(飲水は可)。
◻︎ 精巣を摘出する手術方法です。
◻︎ 潜在精巣(陰睾丸)の場合、お腹やソ径部を切る必要があります。
◻︎ 抜糸までのあいだ術後服(エリザベスウェア)を着ていただきます。
◻︎ 術後1週間で抜糸となります。
【 メスのワンちゃん🐕 】
◻︎ 日帰り手術。朝お預かり、夕方退院です。
◻︎ 手術当日の朝は絶食です(飲水は可)。
◻︎ お腹を切って卵巣と子宮を一括で摘出する手術方法です。
◻︎ 抜糸までのあいだ術後服(エリザベスウェア)を着ていただきます。
◻︎ 術後1週間で抜糸となります。
(写真は柴犬の女の子)
*手術後の数日はできるだけ安静に、
シャンプーは抜糸終了後から可能です。
*術後服は当院では取扱っておりませんので、
ショップや通販で購入のうえ手術当日ご持参ください。
*一ヶ月以内にノミダニ予防をされていない場合、
お預かり時に予防薬をつけさせていただきます。
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犬のはなし 2021年05月18日
例年にない早い梅雨入りのため暑さと湿気が急に増しています。
うちの紀州犬のカイちゃんも日曜日あたりから暑がるようになり、
息も荒くなるのでエアコンで除湿と室温管理をしています。
犬は元来、暑さに弱い動物と言われています。
全身が体毛に被われていて熱の放散がしづらいのと、
人と違って汗をかいて体温調節することできません。
犬が運動時などに口を開けてハァハァと息をするのは、
パンティングと呼ばれる呼吸で、これにより熱を放散しています。
少しでも蒸し暑さを感じた場合には無理せずエアコンを。
特に短頭種と呼ばれる犬種や、肥満のワンちゃん、
心臓病、呼吸器病など持病のあるワンちゃんはご注意ください。
季節の変わり目には体調変化にご注意ください。
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犬のはなし 2021年03月15日
ワンちゃんのフィラリア予防が5月から始まります。
フィラリア予防の前には、血液検査(数滴分の採血)で、
フィラリアの感染がないことを確認してからお薬を投薬します。
検査は採血後、すぐに結果が出ます。
↓
また、おはがきでご案内しております『春の健診』については、
フィラリアの検査と同時に受けていただくことができます。
ご希望の患者様は採血量が変わりますのでスタッフへお知らせ下さい。
健診は2~3日で検査結果をお渡しできます。
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犬のはなし 2020年10月12日
ワンちゃんとご来院いただく際には必ず、
リードに繋ぐか、キャリーケースに入れてお連れください。
他の動物が苦手なワンちゃんもおられ、逃走などのリスクもあります。
皆様のご協力をお願い申し上げます。
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犬のはなし 2020年07月23日
気温湿度の上昇に伴い、体調不良で来られるワンちゃんが増えています。
犬は元来、暑さに弱い動物です。
外出時の車中等での留守番、炎天下での散歩などは、
極力控え、熱中症には十分ご注意ください。
ワンちゃんの熱中症に関する過去の投稿もご参考にしてください。
👇
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犬のはなし 猫のはなし 2020年03月31日
連日、多くの飼い主様から、新型コロナウイルス感染症の、
ペットの健康に関するご質問をいただいております。
WSAVA(世界小動物獣医師会)、国際獣疫事務局(OIE)、
CDC(米国疾病予防管理センター)などが、
現時点で発表しているガイドラインを中心に、
とくに私たち飼い主が気になる点を記載しました。
情報は常にアップデートされるため展開に注視する必要があります。
現時点では、私たち飼い主が新型コロナウイルスに感染しないことが、
ペットを守るためにも大事であり、冷静な対応をお願いします。
Q. 新型コロナウイルスは伴侶動物(犬や猫)に感染するのか?
👉
香港当局は、新型コロナウイルスに感染した人の飼育する犬から、
このウイルスの弱い陽性反応が見られたと報告しましたが、
犬の陽性反応はその後、陰性となったようです。
この犬はその間、何も症状を出していませんでした。
またベルギー当局は、3月27日に、猫での感染が確認されたと発表しています。
報道によると、この猫は下痢や嘔吐、呼吸困難などの、
症状を示した後、回復したとされています。
ペットの感染に関する情報は限定的ですが、
いずれの報告も、新型コロナウイルスが、犬および猫に感染する可能性を示しています。
ただし香港及びベルギー当局は、新型コロナウイルス感染症は、
ヒトからヒトにうつる病気であり、 ヒトから犬や猫への感染は、
一般的ではないことを強調しています。
また、犬や猫が人の新型コロナウイルス感染源になるというエビデンスはありません。
Q. 飼い主自身が新型コロナウイルスに感染した場合、
ペット(犬や猫)とどのように接すれば良いか?
👉
可能であれば、病気の間は、家族の別の人が世話をすることが望ましい。
病気の間に、ペットの世話をする必要や、近くにいる必要がある場合も、
なでる、くっつく、キスする、同じ食べ物を食べるなど 、
ペットとの直接の接触は可能な限り避けるべきでしょう。
また触る前後に手洗いをする、マスクをつけるなど、衛生管理には十分配慮する。
Q. もし自分のペットが詳細不明の病気になり、
自分の周辺に新型コロナウイルスに感染した人がいる場合はどうすればよいか?
👉
自分の周辺に新型コロナウイルスに罹患している人がいる場合は、
その人の対応を行った保健所などの施設に相談すること。
かかりつけの動物病院に連れていくようアドバイスを受けた場合、
動物病院に事前に連絡をして、新型コロナウイルスに感染した人に、
接触した病気の動物を連れていくことを必ず伝えてください。
動物病院が適切な対応を準備することができます。
なお、動物病院に連れて行かないよう要請されている場合はそれに従うこと。
Q. 新型コロナウイルスの流行地域にいる動物には何をすればよい?
👉
ペットが、新型コロナウイルスによって症状を示す事例が少なかったとしても、
さらなる情報が出てくるまでは、飼い主は知らない動物との接触を控え、
動物に触る場合でも、その前後には手洗いを行うこと。
Q. 新型コロナウイルスの感染予防のために、
犬コロナウイルスに対するワクチンを接種したほうがよいか?
👉
現在、販売されている犬コロナウイルスのワクチンは、
消化器症状を起こすコロナウイルスに対する防御を意図したものであって、
呼吸器症状を防御するために製造されたものではありません。
新型コロナウイルスに対する、予防効果を示すというエビデンスは全く存在しません。
消化器症状を起こすものと、呼吸器症状を起こすものでは、
ウイルスの型が明確に異なるためです。
現在、呼吸器症状を起こすコロナウイルスに対する、
犬や猫に利用可能なワクチンは存在しません。
(WSAVA Vaccination Guidelines Groupより)
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