診療のご案内 guide

歯科

乳歯遺残

乳歯 犬 歯科 吹田
(1歳、チワワちゃん)

・乳歯から永久歯へ生え変わる生後7ヶ月頃を過ぎても乳歯が抜けない時には、歯並びの悪化や、歯周病の原因となるため、乳歯を抜く必要があります。

 

歯周炎

犬 歯石 歯垢 口臭 歯科 吹田
(5歳、プードルちゃん)

・歯石の上に新たな歯垢が付着し、歯石と歯垢の付着を繰り返す悪循環によって、歯周炎が進行していきます。

 

・炎症が続いて、膿がたまると歯槽膿漏(しそうのうろう)になります。

 

・中高齢の小型犬のワンちゃんはとくに注意が必要です。

外歯瘻(がいしろう)

犬 目の下 腫れ 歯科 吹田
(5歳、プードルちゃん)

・重度の歯周炎によって顎の骨が溶けて、皮膚にまで穴があいた状態を外歯瘻(がいしろう)といいます。

 

・目の下が急に腫れてきたら要注意です。

下顎骨骨折

犬 歯周病 歯科 吹田 
(9歳、プードルちゃん)

・歯周炎によって顎の骨が溶けると、硬いものを噛んだりしただけでも、容易に顎の骨が折れてしまいます。

 

・歯の治療だけでなく、骨折の治療が必要となるケースも多く、歯周炎を放置しないことが重要です。

猫の慢性歯肉口内炎

猫 口内炎
(治療前)

・この病気の原因ははっきりしていませんが、歯周病、猫白血病ウイルスや猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)などの感染症、免疫の異常などが関与しているのではないかと言われています。

 

・口の中からの出血やヨダレ、激しい痛みを伴うため、食欲が落ち体重が減ってしまいます。

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・治療の基本は抜歯手術になります。炎症の程度によって、全臼歯抜歯、全顎抜歯などが選択されます。

 

・お薬や注射などによる内科治療は、一時的な症状の軽減にしかならないため、持病があり手術が困難な猫ちゃんや、手術後の補助的な治療が必要な場合に選択されます。

破折(はせつ)

犬 歯 折れた 歯科 吹田
(2歳、ミックスちゃん)

・破折(はせつ)とは歯が折れたり、割れたりすることを言います。牛のヒヅメや鹿の角、硬いおもちゃを噛んだ時などに折れてしまうケースが多いようです。

 

・歯を温存できそうな場合には、歯内治療が可能な歯科専門の動物病院をご紹介しております。

 

・すでに歯根部に感染が起きている場合(根尖膿瘍)などは、抜歯が必要となります。

 

口腔内腫瘍

犬 歯科 腫瘍
(いずれも犬)

・口腔内にできる腫瘍は良性のものから悪性のものまで様々です。

 

・腫瘍の良性、悪性は見た目では判断が難しく、診断には細胞診や組織検査が必要となります。

犬 口 腫瘍 悪性
(いずれも犬)

・はじめは小さな腫瘍でも、放置していたら気づいた時には相当大きくなっていた、というケースが大変多く見られます。

 

・早期発見、早期治療のためにも、日頃からの歯周チェックが重要です。

日常ケアが大切です☝️

歯周ケアにお困りの際は、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

犬 歯石 歯磨き 歯科 吹田 豊中
(初代看板犬 チャオ)

・歯磨きなどの日常ケアを習慣づけるためには、子犬の頃から口を触ることに慣れてもらうなど、早めのトレーニングが大切です。

 

・歯石とり(スケーリング)を行なったとしても、その後の歯周ケアを怠ると、歯垢や歯石はあっという間についてしまいます。

犬 歯磨き 動物病院 吹田 豊中
(チャオ 14歳)

・日々の歯磨きや、適切な時期でのスケーリングなど、歯周ケアに気を配ることで、高齢になっても丈夫な歯が残り、ご飯やオヤツも美味しく食べることができます。