リンパ腫(りんぱしゅ)
猫のはなし 2018年01月25日
リンパ球(白血球の一部)という血液中の細胞が癌化する「血液のガン」です。
中高齢のネコちゃんに多い病気ですが、
猫白血病ウイルス(FeLV)に感染していると若くても発症します。
リンパ腫は全身の様々な部位(腸、腎臓、鼻、胸の中など)に発生します。
また、その発生した部位によって様々な症状がみられます。
(点線枠が腎臓にできたネコちゃんのリンパ腫)
細胞診という病理検査などで診断をします。
リンパ腫は抗がん剤で治療しますが、治療への反応や予後はさまざまです。
ネコちゃんの状態や年齢、副作用などを考慮し、ご家族と相談しながらの治療が必要です。
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