脛骨骨折
猫のはなし 2024年12月29日
猫のはなし 2024年12月29日
猫のはなし 2022年05月01日
令和4年6月1日に「改正動物愛護管理法」が施行され、
新たに販売される犬や猫へのマイクロチップ装着・登録が義務付けられます。
飼い主さんは、ペットショップやブリーダーから購入した時点で、
住所や氏名を「環境省のデータベース」に登録(名義変更)する必要があります。
販売業者の指示に従い各自で行うものとなります。
6月1日より前に、すでにマイクロチップを装着し、
「既存のデータベース」に登録済みの飼い主さんも、
環境省データベースに「無料」で登録することができます。
手続きは下記のQRコードから簡単に行うことができます。
なお、過去に当院でマイクロチップを装着した犬猫の登録先は全てAIPO(民間)となっています。
今後、新たにマイクロチップを装着した場合は、
登録先は全て「環境省データベース(公的)」となります。
すでに犬猫を飼っているがマイクロチップを装着していない方は、
マイクロチップ装着自体は努力義務(任意)ということですが、
仮に装着した場合には登録は義務となります。
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猫のはなし 2021年10月15日
不妊手術は予約制となります。
初診の方は一度、診察のうえ手術のご説明をさせて頂きます。
手術時期は生後5~6ヶ月齢頃か、
それより早く発情(さかり)が来た場合はそのタイミングで。
※以下、ワクチン接種済みの若くて健康な猫ちゃんに行う不妊手術の概要です。
術前の健康状態に問題があると判断した場合は、不妊手術は延期となります。
【 オス猫ちゃん😼 】
◻︎ 日帰り手術。朝お預かり、夕方退院です。
◻︎ 手術当日の朝は絶食です(飲水は可)。
◻︎ 精巣を摘出する手術方法です。
◻︎ 潜在精巣(陰睾丸)の場合、お腹を切る必要があります。
◻︎ 抜糸はありません。エリザベスカラーなどは不要です。
◻︎ 術後数日で傷口の確認に来ていただきます。
【 メス猫ちゃん😸 】
◻︎ 日帰り手術。朝お預かり、夕方退院です。
◻︎ 手術当日の朝は絶食です(飲水は可)。
◻︎ お腹を切って卵巣と子宮を一括で摘出する手術方法です。
◻︎ 抜糸はありません。エリザベスカラーなどは不要です。
◻︎ 術後数日で傷口の確認に来ていただきます。
【 野良(地域)猫ちゃん🐈 】
◻︎ 必ず脱走不可能な捕獲器などに入れて連れてきていただきます。
◻︎ 手術方法は上記と同じ。
◻︎ オス、メスともに耳の先を一部カットします(不妊済みの目印)。
◻︎ 麻酔から醒め次第お迎えに来ていただきます。
◻︎ 当該猫ちゃんに対して責任を持って対応していただける場合に限ります。
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マイクロチップの装着をご希望の方は術前にお申し付けください。
不妊手術の麻酔中に入れることが可能です。
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*一ヶ月以内にノミダニ予防をされていない場合、
お預かり時に予防薬をつけさせていただきます。
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猫のはなし 2020年12月26日
お問い合わせの多いマイクチップについてです。
2019年、動物愛護法の改正により、
「犬、猫へのマイクロチップの装着」が義務化されました。
これにより、犬、猫を販売する動物取扱業者に対して、
販売時に動物へのマイクロチップ装着が義務付けられています。
ペットショップ、ブリーダーから犬、猫ちゃんを迎えた方は、
すでにマイクロチップが装着されているはずなので、
新たにマイクロチップを装着する必要はありません。
必要となるのは、知人(自家繁殖)や保護施設など、
販売業者ではない所から犬猫を譲り受けた場合や、
野良猫を保護して飼い始めた場合などになりますが、
飼い主さんに対しては「努力義務」ということなので、
装着していなくても罰せられることはないと考えられます。
マイクロチップのいちばんの目的は、
迷子や災害時の身元確認と言えると思います。
マイクロチップは、個体識別番号とリンクしているため、
番号から飼い主さんを照会することが可能です。
(我が家の😼/去勢手術の後で寝ております)
マイクロチップの読み取りは専用のリーダーが必要で、
役所や保健所、多くの動物病院が常備してあります。
装着するのは、動物の首の後ろの皮下になります。
不妊手術の麻酔時に同時にされる方が多いです。
登録が済むとハガキが届きますので大切に保管してください。
ご不明な点は、獣医師へご相談ください。
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猫のはなし 2020年11月30日
猫ちゃんとご来院いただく際には、
必ずキャリーケースに入れてお連れください。
極端に怖がりの子は、洗濯用のネットに入れてお連れいただくと、
猫ちゃんも比較的落ち着いて診察させてくれることが多いです。
自動受付にてお呼び出し設定をしていただきますと、
車でお待ちいただくことも可能です。
脱走やケガ防止のためにも皆様のご協力をお願い申し上げます。
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猫のはなし 2020年09月24日
今回は、猫の糖尿病の診断と治療についてです。
【 糖尿病の診断 】
糖尿病の診断は、尿検査や血液検査で行われます。
尿糖や血糖値などを中心に測定します。
また、他の病気が隠れていないかも同時に調べます。
検査は治療の過程でも定期的に必要となります。
【 糖尿病の治療 】
糖尿病の治療は、インスリンの注射が中心となります。
毎日2回のインスリン注射で、血糖値をコントロールします。
適切な食事管理もあわせて行います。
治療によって血糖値がうまくコントロールできた場合、
インスリン注射が必要なくなるケースもあります。
(糖尿病と診断された猫の2~3割程度🐱)
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猫のはなし 2020年09月03日
糖尿病は、猫の内分泌疾患(ホルモンの病気)のなかでも、
甲状腺の病気と並んで比較的発生率の高い疾患です。
院長の家の初代ネコも糖尿病でした。
(17歳まで長生きしました😼)
今回は、「糖尿病がどのような病気なのか?」
症状や原因などについて解説してみたいと思います。
【 糖尿病とは? 】
糖尿病はおもに中高齢の猫に多くみられ、
肥満の猫や、過去に膵炎を起こしたことのある猫が、
かかりやすいと言われています。
体内で血糖値を下げるインスリンの働きが弱くなるか、
インスリンが膵臓から出なくなるために高血糖になり、
おしっこ中に糖が漏れ出す病気です。
糖尿病になると…
◆ おしっこの量が増え、水をよく飲む
◆よく食べるのに痩せる
◆ 毛ヅヤが悪くなる
◆ 足腰がふらつく
などの症状がみられます。
さらに、治療が遅れ症状が進行すると…
◆ 元気や食欲の低下
◆ 嘔吐や下痢を繰り返す
といった「ケトアシドーシス」の状態に陥ります。
これは命に関わる非常に危険な状態です。
前述したように、猫の糖尿病には、
肥満していなくても発症するタイプが多くみられます。
実際に、院長の猫も普通体型の猫でした。
病気を早期に見つけ、治療につなげてあげられるかが重要です。
糖尿病に似た症状を出す病気は他にもありますので、
異常を感じられた場合は早めの受診を😸
次回は、病気の診断と治療についてです。
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犬のはなし 猫のはなし 2020年03月31日
連日、多くの飼い主様から、新型コロナウイルス感染症の、
ペットの健康に関するご質問をいただいております。
WSAVA(世界小動物獣医師会)、国際獣疫事務局(OIE)、
CDC(米国疾病予防管理センター)などが、
現時点で発表しているガイドラインを中心に、
とくに私たち飼い主が気になる点を記載しました。
情報は常にアップデートされるため展開に注視する必要があります。
現時点では、私たち飼い主が新型コロナウイルスに感染しないことが、
ペットを守るためにも大事であり、冷静な対応をお願いします。
Q. 新型コロナウイルスは伴侶動物(犬や猫)に感染するのか?
👉
香港当局は、新型コロナウイルスに感染した人の飼育する犬から、
このウイルスの弱い陽性反応が見られたと報告しましたが、
犬の陽性反応はその後、陰性となったようです。
この犬はその間、何も症状を出していませんでした。
またベルギー当局は、3月27日に、猫での感染が確認されたと発表しています。
報道によると、この猫は下痢や嘔吐、呼吸困難などの、
症状を示した後、回復したとされています。
ペットの感染に関する情報は限定的ですが、
いずれの報告も、新型コロナウイルスが、犬および猫に感染する可能性を示しています。
ただし香港及びベルギー当局は、新型コロナウイルス感染症は、
ヒトからヒトにうつる病気であり、 ヒトから犬や猫への感染は、
一般的ではないことを強調しています。
また、犬や猫が人の新型コロナウイルス感染源になるというエビデンスはありません。
Q. 飼い主自身が新型コロナウイルスに感染した場合、
ペット(犬や猫)とどのように接すれば良いか?
👉
可能であれば、病気の間は、家族の別の人が世話をすることが望ましい。
病気の間に、ペットの世話をする必要や、近くにいる必要がある場合も、
なでる、くっつく、キスする、同じ食べ物を食べるなど 、
ペットとの直接の接触は可能な限り避けるべきでしょう。
また触る前後に手洗いをする、マスクをつけるなど、衛生管理には十分配慮する。
Q. もし自分のペットが詳細不明の病気になり、
自分の周辺に新型コロナウイルスに感染した人がいる場合はどうすればよいか?
👉
自分の周辺に新型コロナウイルスに罹患している人がいる場合は、
その人の対応を行った保健所などの施設に相談すること。
かかりつけの動物病院に連れていくようアドバイスを受けた場合、
動物病院に事前に連絡をして、新型コロナウイルスに感染した人に、
接触した病気の動物を連れていくことを必ず伝えてください。
動物病院が適切な対応を準備することができます。
なお、動物病院に連れて行かないよう要請されている場合はそれに従うこと。
Q. 新型コロナウイルスの流行地域にいる動物には何をすればよい?
👉
ペットが、新型コロナウイルスによって症状を示す事例が少なかったとしても、
さらなる情報が出てくるまでは、飼い主は知らない動物との接触を控え、
動物に触る場合でも、その前後には手洗いを行うこと。
Q. 新型コロナウイルスの感染予防のために、
犬コロナウイルスに対するワクチンを接種したほうがよいか?
👉
現在、販売されている犬コロナウイルスのワクチンは、
消化器症状を起こすコロナウイルスに対する防御を意図したものであって、
呼吸器症状を防御するために製造されたものではありません。
新型コロナウイルスに対する、予防効果を示すというエビデンスは全く存在しません。
消化器症状を起こすものと、呼吸器症状を起こすものでは、
ウイルスの型が明確に異なるためです。
現在、呼吸器症状を起こすコロナウイルスに対する、
犬や猫に利用可能なワクチンは存在しません。
(WSAVA Vaccination Guidelines Groupより)
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猫のはなし 2020年03月30日
新型コロナウイルス感染症について、
日本獣医師会よりアナウンスメントがありました。
猫ちゃんにつきましても今後の情勢を見て行く必要があると思われます。
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猫のはなし 2020年01月18日
室内飼いの猫ちゃんが、数日前から後ろ足を引きずる、
とのことで主治医の先生のご紹介で来られました。
レントゲン検査の結果、脛骨が粉砕骨折していました。
創外固定と髄内ピンで手術を行いました。
(手術後2ヶ月)
(手術後2ヶ月)
ここまで治ってくれればもう安心です。
いまも元気に走り回ってくれています🐱
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