熱中症にご注意ください
犬のはなし 2019年05月27日
先週からの季節外れの暑さのせいか、
体調を崩して来られるワンちゃんが増えています。
とくに暑さに弱いワンちゃんにとって、
熱中症は時に危険な状況となることがあります。
【 犬は熱中症になりやすい? 】
ワンちゃんは元来、暑さに弱い動物と言われています。
全身が体毛に被われていて熱の放散がしづらいのと、
人と違って汗をかいて体温調節することできません。
犬が運動時などに口を開けてハァハァと息をするのは、
パンティングと呼ばれる呼吸で、これにより熱を放散しています。
(水浴びは気持ちいいよね⛱)
【 熱中症になりやすい環境は? 】
■ 空調の効いていない閉め切った空間や、車内での留守番
■ 高温多湿、炎天下での散歩や運動
■ 水分を自由に摂取できない環境
今の時期、朝や夜はまだ涼しいため、つい油断して、
日中エアコンをつけずに外出してしまうと、
室内は温度が上がっていきますので注意が必要です。
レジャーに連れて行く場合などの、車中での留守番もかなり危険です。
車内は短時間でも急激に温度があがってしまいます。
道中もこまめに水を飲ませてあげてください。
日中のお散歩が非常に危険なのは言うまでもなく、
夕方などでもまだ路面温度が高い場合には控えてあげてください。
次回は、熱中症の症状についてお話したいと思います。
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