マイクロチップについて
猫のはなし 2020年12月26日
お問い合わせの多いマイクチップについてです。
2019年、動物愛護法の改正により、
「犬、猫へのマイクロチップの装着」が義務化されました。
これにより、犬、猫を販売する動物取扱業者に対して、
販売時に動物へのマイクロチップ装着が義務付けられています。
ペットショップ、ブリーダーから犬、猫ちゃんを迎えた方は、
すでにマイクロチップが装着されているはずなので、
新たにマイクロチップを装着する必要はありません。
必要となるのは、知人(自家繁殖)や保護施設など、
販売業者ではない所から犬猫を譲り受けた場合や、
野良猫を保護して飼い始めた場合などになりますが、
飼い主さんに対しては「努力義務」ということなので、
装着していなくても罰せられることはないと考えられます。
マイクロチップのいちばんの目的は、
迷子や災害時の身元確認と言えると思います。
マイクロチップは、個体識別番号とリンクしているため、
番号から飼い主さんを照会することが可能です。
(我が家の😼/去勢手術の後で寝ております)
マイクロチップの読み取りは専用のリーダーが必要で、
役所や保健所、多くの動物病院が常備してあります。
装着するのは、動物の首の後ろの皮下になります。
不妊手術の麻酔時に同時にされる方が多いです。
登録が済むとハガキが届きますので大切に保管してください。
ご不明な点は、獣医師へご相談ください。
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