チャオ通信

  • 膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

    犬のはなし 2018年07月17日

     

     

    膝のお皿(膝蓋骨)が、膝の正面の本来の位置からずれてしまう病気です。

     

     

    後ろ足を曲げたまま地面に着かない(跛行)、

     

     

    突然足をあげてキャンとなく(痛み)などの症状や、

     

     

    ひどい場合には足の形が変形してしまうこともあります。

     

     

    トイプードルやチワワなど小型犬に非常に発生の多い病気です。

     

     

    歩行時に「スキップ」や「ケンケン」するワンちゃんが多いようです。

     

     

    IMG_2656https://youtu.be/soJ9O3-n9aI

     

     

    触診やレントゲン検査などで診断が可能です。

     

     

     

    IMG_2636-2

    (写真;両側の膝蓋骨(赤点線枠)が内側に脱臼している)

     

     

    症状(痛みや跛行)が続く場合には手術をおすすめしています。

     

     

    IMG_2653 IMG_2638

    (写真右;手術で本来の正面の位置に戻った膝蓋骨)

     

     

    手術は症状や重症度に合わせて上記の手技を組み合わせて行います。

     

     

     

    ************************************************

     

     

     

     

     

     

  • 脛腓骨(けいひこつ)骨折

    猫のはなし 2018年07月16日

     

     

    脛腓骨は「足のスネ」の部分の骨です。

     

     

    太い脛骨(けいこつ)と細い腓骨(ひこつ)の2本の骨で構成されます。

     

     

    落下事故で後ろ足を着けなくなってしまった猫ちゃんが来られました。

     

     

    IMG_3638 IMG_3637

     

    脛腓骨が骨折しています(レントゲン検査)。

     

     

    このままでは歩けませんので手術となりました。

     

     

    IMG_2290 IMG_2288

     

    髄内ピンと創外固定という装置を使って整復しました。

     

     

    手術の翌日には足をついて歩いてくれるようになりました。

     

     

    とてもお利口でご家族にもとても可愛がられています😸

     

     

    手術後2ヵ月半で装置を全て外すことができました。

     

     

    IMG_2712-2 IMG_2713-2

     

     

    今は元気に走りまわってくれています。

     

     

     

    **************************************************