膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
犬のはなし 2018年07月17日
膝のお皿(膝蓋骨)が、膝の正面の本来の位置からずれてしまう病気です。
後ろ足を曲げたまま地面に着かない(跛行)、
突然足をあげてキャンとなく(痛み)などの症状や、
ひどい場合には足の形が変形してしまうこともあります。
トイプードルやチワワなど小型犬に非常に発生の多い病気です。
歩行時に「スキップ」や「ケンケン」するワンちゃんが多いようです。
触診やレントゲン検査などで診断が可能です。
(写真;両側の膝蓋骨(赤点線枠)が内側に脱臼している)
症状(痛みや跛行)が続く場合には手術をおすすめしています。
(写真右;手術で本来の正面の位置に戻った膝蓋骨)
手術は症状や重症度に合わせて上記の手技を組み合わせて行います。
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